山城ごはん story

京都の台所を支える食の楽園、山城。そんな山城で「食」を育てる人たちをご紹介します。

南山城村農林産物直売所

南山城村農林産物直売所

京都府の南端。大自然の美味しい空気と水の中でブランド農業をいくつも生み出す土地が南山城です。育てているのはブランドトマトやお茶などなど様々。

南山城村は京都府の南東端に位置し、山城の中でも滋賀・三重・奈良に接する一番奥まった場所にあります。山をぬって中心部を流れる木津川やそれに流れ込む名張川、それをせき止める高山ダム、山間部に広がる茶畑など、山城の中でも独特の景観を持つ京都唯一の村。南山城村直売所にはそんな村全域から産物が集まります。(一部は隣の笠置町から運ばれてくるようです。)

直売所の東尾会長にお話をお伺いしました。

木津川を挟み南北に広がる南山城村

直売所のある一帯は木津川沿いに開けた場所。でも、野菜は、「こっから(直売所から)見えない場所」で作られているのだそうです。南山城村は地図で見ると意外に南北に広く、そんな各所でお茶・しいたけ・トマト(大河原トマト)などが特産品として育てられています。特に大河原トマトは京都の料亭で使われるようなブランド野菜。現在生産量が少なくなっているとはいえ、遠くから問い合わせもある人気の野菜だそうです。

朝霧のかかりやすい地形で、寒暖の差が激しい山間部が広がる南山城村の一番の特産品は「お茶」。薫り高い良質な高級茶は毎年品評会で産地賞を獲得するなど、高い評価を得ています。村の気候はお茶の栽培には適しており、同様の気候で育つ原木椎茸なども南山城村の特産物の一つです。

東尾会長自身も南山城村北部の童仙房でお茶を生産しています。標高が500m程度と高い地域にあり、低い土地よりも朝晩の寒暖差があることからお茶の生産には非常に適しているそうです。

 

南山城村の直売所を始める事になったきっかけ

田山地区の深みどりという地域の女性のグループがコンニャクの生産を始めたのは30年も前の話。生産量が安定し、販売するようになったことが後に直売所を作るきっかけとなりました。コンニャクには水が豊富で美味しいことが必要条件ですが、木津川・名張川の豊富な水がそれを支えています。

今では県外からも人が訪れる南山城村直売所。自然豊かな土地が、生産量は少ないけれども、美味しい野菜を生み出しているのです。

食を育て・作る人

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