山城ごはん story

京都の台所を支える食の楽園、山城。そんな山城で「食」を育てる人たちをご紹介します。

秋田農園

秋田農園

秋田佳英ねぎは主役になれる!京都のブランドねぎにも負けない美味しいねぎを育てることに情熱を注ぐねぎ専門の農家さんです。

一般的には様々な農産物を育てている農家さんが多いのですが、秋田さんは「ねぎ」一本。そのねぎに「山城のねぎ」と商品名を付け、販売しています。何故、自分が育てたねぎを「山城のねぎ」と名付けたのか、「山城のねぎ」の美味しさとは?いろいろお話を聞きました!

秋田さんの育てるねぎの美味しさとは?

秋田さんが自信を持ってねぎを販売しているのには、同業者である、農家さんからの購入が多いことも理由の一つ。「秋田さんのところのねぎが一番美味しい」と感想をもらう度に、風味と品質には自信を持つようになったそうです。

山城のねぎの強みはその生育環境にもあります。秋田農園を訪ねてみると、その土の柔らかさに驚きます。木津川の運んだ砂地で育てられる山城のねぎ。水はけの良さ、柔らかい土に育つねぎは、日持ちも長く、直接購入いただいた方からも好評なのです。

薬味だけじゃない、メインでも!

薬味というイメージがある「ねぎ」。もちろん、薬味でも美味しいのだけれども、メインで使うレシピを提案したいという秋田さん。例えば、「バーベキューで焼くとしたら「長ねぎ」というイメージがあるけど、「山城のねぎ」を一本丸ごと焼いて、食べても美味しい」。その他には「5cmに切って、ベーコンで巻いて焼く」とか。いろいろ工夫次第でメインになる食材なのです。確かに聞くだけでも美味しそうな「ねぎメイン」の料理。

聞き出すと止まらない「ねぎのノウハウ」

実は、よくスーパーなどで販売されている「カットねぎ」は切って洗ってを3回ぐらい繰り返すのだとか。そうすると、日持ちを悪くする原因の「ねぎの裏のぬるっとした部分」を洗い流すことができるのですが、これが秋田さんによると美味しくなくなる原因。なので、ねぎをカット状態で食べるならやっぱり切った直後が良いのだそうです。もしカットした状態で保存したければ、キッチンペーパーなどで水分を取ってあげると、長期保存も可能なのだそうですが、やはり美味しいのは切り立て。

ちなみに、冷暗所で「立てた状態」なら、「山城のねぎ」は長期間日持ちするのだ、という話も。ねぎを愛する秋田さんはそのノウハウの引き出しを無限に持っているようです。

山城のねぎをブランドねぎに

「山城のねぎ」は実は九条ねぎと同じく、「青ねぎ」。でも、ブランド京野菜である「九条ねぎ」の中には、「ちゃんと育てられていないものもある」のが現状。それが悔しかった秋田さん。「九条ねぎ」という看板が無くてもうちのねぎは美味しい。だから、あえて一旦「九条ねぎ」という看板を外し、本当に美味しいねぎを求める消費者の元に届けたいという想いで「山城のねぎ」という名前で販売することにしたのです。

京都には、美味しいねぎが九条ねぎ以外にもある。いつか九条ねぎと並ぶブランド野菜にしたい、そんな秋田さんの挑戦は始まったばかりです。

秋田農園の食材

食を育て・作る人

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